いい土地が近くにあったと見つけ、ここに家を建てたいと思った方の道のりについてまとめます。何から始めれば良いのか、実際に家が立つまでの流れについて調べてみましょう。実際に、何もない土地をハウスメーカーさんがおさえており、その後に広告が出て、分譲の建て売りとして販売されていきます。早く土地を見つけられれば、実際に広告に載る前に土地の購入を進めることが出来ます。
まずは、どの場所で建てたいか土地を見つける
一番最初に考えることは「場所」です。いい場所に土地が空いたのが分かれば、すぐに調べます。夫婦で家を建てたい場所についての意見が一致していれば良いですが、お互いによく話し合うことが必要です。最終的には、お互いの実家、もしくは片方の実家が近いところで決める方も多くいます。
ハウスメーカーへ連絡して話を聞きにいく
ネットで調べると「不動産サイト」でさまざまな資料を取り寄せることが出来ますが、情報量が多くて困るという人は、実際にその土地の所有権をもっているハウスメーカーさんに話を聞きにいくと早いです。どんな家が建つ予定なのか、どのくらいの規模の家が建つ予定なのかなど詳しく聞くことが出来ます。良い土地は、昔からのつながりから土地情報はハウスメーカーさんに入ることになっているため、その良いと思った土地の管理はどこかを知ることが必要になってきます。
話を進め、ハウスメーカーさんからスケジュールが出される
申し込み実施・設計士さんを通した間取りの作成(10万円ほど前金必要)、資金計画の作成、住宅ローン仮審査実施。土地と家の大きさのプランを大まかに決めて、大体どのくらいになるのかをシュミレーションして、源泉徴収票をもとにどのくらいの住宅ローン&頭金が必要なのか計算します。
住宅ローン仮審査通過後、土地と建物の契約実施(契約金)
住宅ローンの仮審査を通過し、決済ができるという状態になれば土地と建物の契約を実施します。間取りを修正したり、決まった間取りの風水的な家相を見てもらったりして決めます。土地のどこに家を配置するのか、どこを駐車場にするのか、家の大きさや間取りをどうするのかをハウスメーカーさんと3回ほど打ち合わせを実施していきます。契約時には、契約金が数十万円前金として必要になるので指定口座に振り込みをします。リビングの大きさや寝室の大きさ、子供部屋の作りやクローゼット、窓をどうするのか、オプションは何を付けるのか、ここが一番楽しみなところです。
住宅ローン本申し込み、土地決済・購入実施
土地が完成したら、土地分を購入・決済という形になるので、ここで住宅ローンの本審査を通過させます。仮審査が通っているので、その後は必要書類(印鑑証明書、住民票、実印、収入印紙など)を持って銀行窓口で手続きをします。
家の配色・デザイン・内装をコーディネーターと打ち合わせ
家の外壁の色、家の内部の壁紙・床の素材・ドアの素材、電気の配線、トイレやお風呂・洗面台、キッチン周り、カーテンレール、ブラインド、エアコンなど
外回り・駐車場
駐車場のコンクリート、カーポート、インターホンの位置やポストなどを決めていきます。
着工・上棟・電気配線(立ち会い)実施
まずは基礎と配管の作業を実施します。「上棟」とは1日で基礎をベースにして木材を一気に組み上げていき、屋根まで完成させる作業です。上棟後は一旦ビニール等で雨に濡れても大丈夫な形にしてもらい、その後徐々に壁や内部を組み上げていきます。
家完成、住宅決済。引き渡し、その後引越し
現地へ訪問して何度もチェックをする。家の住宅ローンと決済を実施します。完成したら、最終チェックのため「お披露目会」を実施します。希望通りの住宅になっているか、おかしい・修正したい箇所があるか細かくチェックします。問題があれば再度直してもらいます。問題がなければ引き渡しとなり、このタイミングで引越し・無事家が完成となりました。家を購入するにはどうしたら良いのか、どんな手続きがあるのか、分からない人は参考にしてください。
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